中国HUION社の液晶ペンタブレットGT-185HDをAmazonで買ってみました。
今回、Windows VistaのパソコンにDVI-I接続で繋ぎました。
ドライバをインストールするにあたり重大な注意点。
ワコムペンタブユーザは、一度ワコム用ペンタブドライバををアンインストールする必要があります。
ワコム用ペンタブドライバをアンインストールしないと、HUION用ペンタブドライバをインストールできません。
(なお、筆圧感知や調整できなくてもいいのなら、専用ドライバをインストールしなくても動くことは動きます)
HUION用ドライバはメーカの「Driver Download」で「HUION WINDRIVER GT-185HD」を探してダウンロードします。
ドライバをインストールするとタスクトレイに「Pen Display」というアイコンが増えます。
スタートメニューにも登録されます。
このPen Displayでペンタブレットの動作を設定します。
標準インストール状態だと「タブレットPCサポート」にチェックが入っていません。
絵描きソフトによってはチェックを入れた方が良いこともあるようです。
筆圧感度設定はここで行います。右に動かすと細い線が描きやすくなります。
そして「ペン表示キャリブレーション」を選択し、ペンのずれ調整をします。
十字の真ん中の赤い点をペン先でクリックするという作業を計9箇所に対して行い調整します。
次に「詳細設定」。ここで画面の左右についてる物理ボタンに割り当てるキー操作を指定します。
画面の左右にそれぞれボタンがありますが、どちらも同じ機能を持ちます。
設定したいキーをクリックすると、下記のウィンドウが開き、指定ができます。
標準ではPhotoshopで使用する場合に便利な設定がされています。
さて・・・
実際に絵を描いてもらいました。
といっても、描いてる光景をアップするのを拒否られたので、感想を文面にして・・・
まず、初日の本日、使用したソフトは
・SAI ver1.1
・CLIP STUDIO PAINT
海外のレビューでSAIだと筆圧が・・・とか書いてるものがあったが、特に問題無く使用できた。
ワコムCintiq 12WXを使用していた時から比べて、「CLIP STUDIO PAINT」は違和感は少ない。「SAI」は違和感がある。
(おそらくタブレットドライバのAPI関連の動作の違いか?)
画面の端にペンが届かない。(表示画面上でペンによるアクセスができない領域がある。マウスだとアクセスできる)
標準の筆圧感度では、細い線が引きにくい。
Pen Displayの「筆圧感度」設定を右側にスライドさせると、細い線が引きやすくなる。
ペンを強く押した時、ワコムに比べてペン先が大きく動く。
このため、線を引いている時に、圧力を変えると、ペン先が動き、直線がちょっとずれる。
描いているときにペン先がきゅっきゅ鳴る。
ペン先のヘリが早い
2時間ぐらい描いたあとの新品ペン先との比較
果たして、他の素材に替えたりはできるのか?
たぶん、ワコムの液タブを使ったことない状態からであればあまり気にならないのではないかと思う点がいろいろある。
これからしばらく使ってもらっての続報をまた掲載します。