SDRによるHF帯CW/SSB無線機mcHFというのがあるらしい。
「mcHF QRP transceiver」
回路図などは上記のDownloadページにあり、またキットもオーダーすることができる。
SDRのソフトウェアはhttps://github.com/df8oe/UHSDRで公開されている。
で・・・こうやって公開されたものを、そのまま製品化してしまった企業があるようで・・・
瑞森电子「RS-918 HF SDR单边带对讲机」
Aliexpressで約5万円で入手可能。→ 「販売店リンク集」
写真を見るとかなりちっちゃい。
イギリスでmcHFというオープンソースでSDRなHF無線機キットがあって、それと互換性を持つRecent RS-918というのが中国のメーカから5万円ぐらいで発売されてるのか https://t.co/yeI4EJ8kih 局面取るの大変そう pic.twitter.com/mD8ZZv70sQ
— OSAKANA TARO (@osakanataro2) 2018年1月22日
mcHF公式としては「The full kit on Ebay」にて、当方は関与してないし、サポートもしない、とのコメントを出している。
実際に入手してみた人の話がいくつかある
JH1LHVの雑記帳
「RS-918SSB HF SDR Transceiver(mcHF)で遊ぶ ~その1~」
RS-918をいろいろ使ってみた話とfirmwareアップデートの手法についての説明などが関連記事にある
ありがとうって伝えたくって
「mcHF保証認定終了!」
mcHFの国内仕様ファーム及び申請書のひな型を提供してもらうことができるようです
まあべるのほわほわ日記
「mcHF QRP SDRトランシーバのJARD保証認定通過」
タイトルはmcHFとあるが、実際にはRS-918についてのもので、保証認定に関して書かれている
万年準備中のブログ
「mcHFのLPFプチ改造」
まあべるのほわほわ日記で参考にしたそうです
ただ、いろいろ見てみると、ちゃんとスプリアスが計測できるような計測器環境を整えていない状態で使うと、変な電波を飛ばしてしまうことになってしまうようです。
送信にはやっぱり気をつける必要がありそうです。
WindowsパソコンにつなげてSDRするソフト「HDSDR」