昔からの機械、例えばNEC PC-9801RAとか、Sun SPARC Stationとか、SGI Indy/Indigo2とかを今でも使おうとするとネックになってくるのがハードディスク。
50ピンのSCSI HDDを使用していると、壊れるともう換えが無い。
これが、PowerBookや(音楽業界の)サンプラーなどで使われていた2.5インチSCSI HDDとなると、もともと数が少ないのでさらに入手が困難。
そんな時にはコレ、「codesrc SCSI2SD 」
上記の写真は2016年5月リリースのV6ボードらしい。
そしてV5は下記写真
この他に、PowerBook用として、2.5インチ向けのSCSI2SD v4.1、というのもある。
V4.1とV5の機能差はあまりない模様
V6は、大きく違いがある
V5,V6共通点
・ターミネータあり
・複数デバイスをエミュレート
・セクタサイズは64バイト~8Kバイト
・FirmwareアップデートやSCSI ID設定などの設定変更はUSB経由で実施
V6で変わった点
・V5はmicroSD、V6はフルサイズSD
・V5までは4デバイス、V6は7デバイスをエミュレート
・V6の方が高速アクセス(10MB/sの同期転送サポート)。V5までは2.3MB/sぐらい
・USB経由でPCとデータやりとりすることもできるが、遅い。1.2MB/s
・ノイズに強い
・内蔵ターミネータがソフトウェア設定でon/offできるようになった。
(V5では物理的なターミネータを取り外してoffにする)
・電源コネクターが3.5インチフロッピーと同形状に変更
公式ショップでは下記の3種類が取扱中
→「SCSI2SD V6」 125オーストラリアドル
→「SCSI2SD Powerbook Edition」 100オーストラリアドルだけど品切れ? V4.1基板で2.5インチSCSI HDDのPowerBookなど用
→「SCSI2SD 3.5″ 50-pin SCSI to SD card adaptor (revision 5.0)」 100オーストラリアドルだけど品切れ?
ebayのinertialcomputingではV5を現在6477円ぐらいで販売中?
→「ebayのinertialcomputing取扱品リスト」
ITEADではV5を70ドルにて販売中。
→「SCSI2SD 3.5″ 50-Pin SCSI To SD Card Adaptor」