RedHat Enterprise Linux (RHEL) version6にて、Updateバージョンを固定する方法として「/etc/yum/vars/releasever」に値を指定する、もしくは、yumコマンド実行時に「–releasever=値」オプションを付加して実行する、というものがある。
が・・・
うちの環境で、これらを指定しても、常に最新のUpdate5まで上がってしまうという現象が発生していた。
原因
RHEL6環境でのreleaseverオプションは、subscription-manager(Red Hat Subscription Management)経由でサブスクリプションを登録した時のみ有効となる。
rhn_register(RHN Classic)で登録した場合は、使用できない。
RHN Classicで登録してしまっている場合は、Subscription Managementに切り替える必要がある。
「RHN Classic と Red Hat Subscription Management の違いは何ですか?」に移行方法や各コマンドの対応表が掲載されていますが、releaseverオプションの制約事項について、Googleの見える範囲で公開されているような感じは無い模様・・・
隠し仕様すぎじゃないですかねぇ^^;;
Clik here to view.
